DTMに必要な環境。

PC / Mac
音楽制作は、コンピュータがその中心となります。デスクトップパソコンか、高品位なノートパソコンがあると良いでしょう。WindowsとMacがあります。私は十数年Macを使用しています。以前はWindowsも使用していました。

音楽制作用として要求されるスペックは時代によって変わります。PCのスペックは日々進化しているのでその都度変わりますが、現在でいうならば、CPUはIntel core i5のデュアルやクアッドコア。メモリは16GBはあると良いでしょう。メモリ量の方がより重要になります。

DAW
DAWとはDegital Audio Workstationです。音楽制作には欠かせないソフトです。
Avid Pro Toolsは初めはレコーディング専用のシステムとして急速に普及しました。全国でこのシステムを導入していないスタジオは聞いたことがありません。
ドイツのSteinbergからCubase、AppleのLogicはDAWとして人気のソフトです。
Windows専用のSonar、Studio Oneも人気です。
WindowsとMacの両方で動くDAWは、ProtoolsとCubaseが主流だと思います。

Plug-inの互換性も重要です。Plug-inとは楽器の音色やエフェクトを使えるようにする機能です。「Vst」「AudioUnits」「AXX」などの規格があり、それぞれのDAWに対応しています。

ソフトウェア音源
インストゥルメンツと呼ばれ、プラグインと同じようにVst、AUなどの規格があります。デジタルの音楽制作には欠かせない音源となっています。音源はフリーソフトから、数十万円するプロ仕様のものまで様々なものが用意されています。

オーディオインターフェイス
サウンド処理を行う外部デバイスです。USBなどのシリアルインターフェースで接続します。

マイク
音声を収録するためには、マイクをオーディオ・インターフェースに接続して使います。ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの二種類が使われます。マイクの性能には「感度」「周波数特性」「最大入力音圧」「指向性」などがあります。

スピーカー / ヘッドホン
スピーカーは、一般的にモニタースピーカーと呼ばれているものを使用します。「パワードスピーカー」と、「パッシブスピーカー」があります。
ヘッドホンは、一般的に「モニターヘッドホン」と呼ばれるものを使います。