日本コロムビアからリリースされました、カバーアルバム全曲の編曲を担当させていただきました。作詞、作曲共に錚々たる作家の方々の名曲をカバーしたアルバムです。
曲目はこちらです。
・しまだのブンブン
作詞:田口洋
作曲:山田一平
島田のブンブンとは、明治時代に神戸で創業した島田商店(鉄鋼業、現在の「シマブンコーポレーション」)の初代社長島田文六のことを歌った曲のようです。島田文六で、島田のブンブン。
・さのさ
作曲:三井良尚
明治時代の流行歌。一節の最後で「さのさ」と歌うのが曲名のいわれのようです。
・ヤットン節
作詞作曲:俗曲
・すすきのブルース
作詞:鳥井実
作曲:大久保明
・花のように鳥のように
作詞:阿久悠
作曲:杉本眞人
桂銀淑がコンサートやディナーショーで必ず歌う楽曲です。 TBS系ドラマ『婚姻関係』の主題歌に起用されました。 第36回日本レコード大賞において優秀賞と作詞賞を受賞しました。
・乱
作詞:FUMIKO
作曲:玉置浩二
石川ひとみさんの「恋」を小柳ルミ子さんが歌詞違いで歌った曲です。
・北国行きで
作詞:山上路夫
作曲:鈴木邦彦
日本国外を中心に活躍した朱里エイコさんの曲。この『北国行きで』でNHK紅白歌合戦に出場しました。
・別れの朝
日本語詞:なかにし礼
1971年にリリースされたペドロ&カプリシャスのメジャー・デビューシングルで、代表曲のひとつです。
・美しい昔
作詞:高階真
作曲:Son Trinh Cong
1970年、大阪万博にカイン・リーが出演、日本でレコードを発売しました。その中の日本語の歌詞による一曲「雨に消えたあなた(美しい昔)」が、1978年の近藤紘一原作のNHKドラマ『サイゴンから来た妻と娘』の主題歌に使われました。その後、すがはらやすのり (1984)、加藤登紀子 (1997)、天童よしみ (2003) によってカヴァーされています。天童よしみは2003年のNHK紅白歌合戦に出場した際この曲を歌いました。