これまで10数年間National InstrumentsのGuitar Rigを使ってきました。
数年前にバージョンの兼ね合いで、一度やめて、IK Multimedia Amplitubeを使用しました。
どちらも愛好者は多く、個性もありどちらが上ということもなく、ギターアンプシミュレータプラグインのツートップといった趣でした。
私が使用した感覚では、Guitar Rigは派手で作りやすく、Amplitubeはリアルでそのぶんやや調整しないと他の楽器と馴染まなかったり、個性や方向性も別ものという印象です。
WAVESのGTRもバンドルに入っていたので使用したことはありますが、いまひとつ使いこなせませんでした。
前述の2つに比べると、サウンドのリアルさと操作性においていまひとつ劣っているような気がします。
今回あたらしいものを使ってみようと思い、Positive Grid BIAS Amp / FXを試すことにしました。
AmpとFXと2種類のソフトがあり、Ampのほうはアンプの内部(裏側)もいじることができます。
完全にアンプだけなので、エフェクターはなくチューナーもないようです。
そのぶんアンプの種類が豊富で、また他のユーザーのセッティングをインストールできたり、未確認ですが現実にあるアンプのサウンドをサンプリング?リッピング?要は聞き取ってそれを再現できる機能もあるようです。
一方のFXの方は、アンプの種類はある程度絞られていて、エフェクターがそこそこ内包されているようです。
こちらは従来の他のギターアンプシミュレータに近い形だと思います。
時代が新しいので当然かもしれませんが、従来のものよりデジタルの嘘くささが減ったように感じます。