一応音楽の制作に関わるかなぁ、ということを普段から書いているのですが、これは音楽制作に関わるかはわかりません。
そして音楽制作に取り入れるにはコストが跳ね上がりすぎですね。
スタインウェイジャパンから国内発売した、ピアノはSPIRIO r。
Oとrの間には半角スペースが入ります。
自動演奏ピアノだということです。
これの旧モデルのSPIRIOというものは、世界中の有名ピアニストの演奏を再現して、生演奏のように聴かせることができたようです。
今回発売したSPIRIO rは、さらに録音をしてそれをエディットすることができます。
従来のようにライブラリーを使ったピアニストの演奏だけでなく、自分の好きな時に録音して、再生することができる。
要するに今までは再生専用装置だったのが、録音もできるようになったということ。
アプリがあるのでiPadで演奏したデータをエディットしてニュアンスを調整することができるわけですね。
言わずと知れた世界トップクラスのピアノメーカーなので、ピアノそのものの品質はお墨付き。
あとはその演奏をどの程度の精度でデジタル化できるか、ということがポイントですが、ハンマー速度が1秒800回とあります。
MIDIの分解能でいうとちょっと違うけど似た感じでしょうか。
ここはBPMにもよりますのでイコールではないですが。
BPM60で4分音符が1秒で480ティックと考えたら細かく再現できるようです。
SPIRIO rダイナミックレベルが1020段階。
MIDIのベロシティは127なのでこれはかなり細かい表現ですね。
クラシック・ジャズ・ポップスの有名アーティストが演奏した音源がコンパイルされています。
それだけでなく、今は亡きスタインウェイの不滅の巨匠の名演を楽しめる、と書いてありますが、これは一体どういうことでしょう。
すでに、このために巨匠がデータをサンプリングさせてくれたのでしょうか。
それは考えにくいような。
それならば、もともとあった録音データをもとにデータ化するほうが現実的でしょうか。
そうすると、前述の速度やダイナミクスはどうやって再現したのかちょっと疑問です。
ライブラリは毎月無料で追加されるよう。
これはいつまで続くのかわからないのでなんとも言えないです。
さて問題のお値段です。
いずれも日本国内での販売モデル。
モデルB-211
税別 20,800,000円
モデルB-211
税別 29,000,000円
ぱっと見、いくらかわかりません。ゼロの数が。
2千900万です。
にせんきゅうひゃくまん。
消費税が290万!